
「敷金償却」とは?猫可物件の「預かり敷金・礼金」との違いを徹底解説!
猫と暮らせるお部屋を見つけて、いざ初期費用の見積もりを見ると「敷金(預かり)」「敷金(償却)」「礼金」といった言葉が並んでいて、頭が痛くなったことはありませんか?
特に猫可物件では、この「敷金の扱い」が一般的な物件とは異なるケースが非常に多いのです。「どのお金が戻ってきて、どのお金が戻ってこないのか」を理解していないと、退去時に思わぬ大損をしてしまうことも。
今回は、宅建士がお金にまつわる「謎ルール」をスッキリ解説し、獣医師が退去時の出費を抑えるための暮らし方をアドバイスします!
宅建士が解説:「預かり」と「償却」、そして「礼金」の違い
まずは、初期費用の内訳を正しく理解しましょう。猫可物件では「敷金2ヶ月(うち1ヶ月償却)」といった表記がよく見られます。
大家さんに「一時的に預けておく担保」です。 退去する際、未払いの家賃や、借主の過失による修繕費(猫の爪とぎ跡など)があれば、この「預かり」の中から差し引かれます。そして、余った分は全額手元に返金されます。綺麗に使えば使うほど戻ってくるお金です。
「償却(しょうきゃく)」と書かれている分は、部屋をどれだけピカピカにして退去しても、一切返金されません。 猫がいると、通常のクリーニングに加えて消臭や消毒など大家さんの負担が増えるため、「あらかじめ退去時の修繕費・クリーニング代として固定で頂戴します」という名目で設定されます。
どちらも「戻ってこないお金」という意味では同じですが、意味合いが違います。
・礼金: 大家さんへの「部屋を貸してくれてありがとう」というお礼のお金。修繕費には充てられません。純粋な大家さんの利益です。
・敷金償却: 名目はあくまで「退去時の修繕・原状回復費用の一部」です。
※注意点:「償却1ヶ月」だからといって、猫が壁をボロボロにした修繕費がすべてそれで賄われるわけではありません。償却分を超えた大掛かりな修繕が必要な場合は、「預かり」の敷金から引かれたり、別途追加請求されたりします。
獣医師が解説:「預かり敷金」を死守する猫との暮らし方
「敷金(預かり)」の返金額を最大化するためには、猫による深刻なダメージを未然に防ぐことが重要です。
最も高額な修繕になりやすいのが、排泄物による床材の腐食です。猫はトイレが汚れていると、わざと別の場所で粗相をすることがあります。 トイレは「猫の頭数+1個」を用意し、常に清潔に保ちましょう。また、トイレの下には広めに防水マットを敷き、万が一の粗相や砂の飛び散りから床を守るのが鉄則です。
猫は毛玉や早食いでよく吐く動物ですが、胃液の混ざった嘔吐物をフローリングやクッションフロアに放置すると、変色してシミになります。 吐いた時はすぐに「中性洗剤を含ませた布」で叩くように拭き取り、水拭きと乾拭きで成分を完全に除去してください。
ネコハナ不動産流:お金の透明性を大切にした物件探し
お金の話は難しく、契約の直前になって「えっ、そんなにかかるの?」と驚くことも少なくありません。
ネコハナ不動産では、物件情報の備考欄などに「敷金のうち〇ヶ月分は償却」といった条件をできる限り分かりやすく記載するよう努めています。戻ってくるお金とこないお金を、お部屋探しの段階からクリアにします。
物件によっては、「礼金1ヶ月・敷金2ヶ月(償却1ヶ月)」といった初期費用が重いケースもあります。その場合、ネコハナ不動産の提携仲介会社が「礼金をゼロにする代わりに、敷金償却で手を打てませんか?」といった、入居者様に少しでも有利になるような交渉を行うことも可能です。
まとめ:言葉の意味を知って、賢く契約しよう
・敷金(預かり): 担保。綺麗に使えば退去時に戻ってくる。
・敷金(償却): 退去時のクリーニング・修繕費用の先払い。絶対に戻ってこない。
・礼金: 大家さんへのお礼。これも戻ってこない。
猫可物件はただでさえ選択肢が少ないため、不利な条件でも焦って契約してしまいがちです。
しかし、お金の仕組みを正しく理解していれば、「ここは償却がないから優良物件だ」「初期費用は高いけど、長く住むならアリだな」と冷静に判断できるようになります。ネコハナ不動産と一緒に、納得のいくお部屋探しをしましょう!
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